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山本周五郎さんの執筆された作品を紹介しています。


与之助の花


与之助の花

与之助の花
【発売:1992年9月】

ふとした不始末からごろつき侍にゆすられる身となった与之助が、思いを寄せていた娘から身を引き、ごろつきを斬って切腹するまでの心の様を描いた表題作。
わがままで武術自慢の藩主の娘を、一介の藩士が無遠慮にこらしめる「奇縁無双」。維新戦争に赴いた恋人の帰りを40年間も待つ女心を哀切に謳った「春いくたび」。
ほかに「一代恋娘」「友のためではない」など全13編を収める。


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