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山本周五郎さんの執筆された作品を紹介しています。


寝ぼけ署長


寝ぼけ署長

寝ぼけ署長
【発売:1981年8月】

五年の在任中、署でも官舎でもぐうぐう寝てばかり。
ところが、いよいよ他県へ転任が決ると、別れを悲しんで留任を求める声が市民たちからわき起った…。
罪を憎んで人を憎まずを信条とする“寝ぼけ署長”こと五道三省が、「中央銀行三十万円紛失事件」や「海南氏恐喝事件」など十件の難事件を、痛快奇抜で人情味あふれる方法でつぎつぎと解決する。山本周五郎唯一の探偵小説である。

著者略歴
山本 周五郎
1903‐1967。山梨県生れ。
横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。
1926(大正15)年4月『須磨寺附近』が「文芸春秋」に掲載され、文壇出世作となった。
『日本婦道記』が’43(昭和18)年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。
’58年、大作『樅ノ木は残った』を完成。以後、『赤ひげ診療譚』(’58年)『青べか物語』(’60年)など次々と代表作が書かれた。


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