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山本周五郎さんの執筆された作品を紹介しています。


あんちゃん


あんちゃん

あんちゃん
【発売:1981年8月】

妹に対して道ならぬ行為をはたらき、それを悔いてグレていった兄の心の軌跡と、思いがけぬ結末を描く『あんちゃん』。
世継ぎのいない武家の習いとして、女であるにもかかわらず男だと偽って育てられた者の悲劇を追った『菊千代抄』。
ほかに『思い違い物語』『七日七夜』『ひとでなし』など、人間をつき動かす最も奥深い心理と生理に分け入り、人間関係の不思議さを凝視した秀作八編を収録。


著者略歴
山本 周五郎
1903‐1967。山梨県生れ。
横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。
1926(大正15)年4月『須磨寺附近』が「文芸春秋」に掲載され、文壇出世作となった。
『日本婦道記』が’43(昭和18)年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。
’58年、大作『樅ノ木は残った』を完成。
以後、『赤ひげ診療譚』(’58年)『青べか物語』(’60年)など次々と代表作が書かれた。


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