山本周五郎さんの執筆された作品を紹介しています。
きらめく才能をミステリーに賭けた! 文豪たちもやはりミステリーが好きだった。本格、ホラー、幻想、怪奇…色とりどりの不思議の数々。
推理小説や探偵小説だけがミステリーではない。人間の心を深くそそる謎、それが本来のミステリーである。ユーモラスな語り口の中に非日常の世界をのぞき見る夏目漱石「琴のそら音」、真相のありかそのものを問う芥川龍之介「藪の中」、理化学トリックの幸田露伴「あやしやな」、思いもよらぬ犯罪を暴き出す大岡昇平「真昼の歩行者」など、名作九篇を厳選。